身体は食べたもので出来ている!(仮)

農業や食に関して経験から気付いたこと、学んだことをお届けしています

ベトナムの農業界はブルーオーシャンなのか!?

ベトナムに来て2週間が経ちました☆

 

10月半ばまでは雨季が続きますので

ほぼ毎日午後に2,3時間は雨が降ります。

 

タイトルにも書きましたが

ベトナムの農業界はブルーオーシャンなのか!?」

 

決してブルーオーシャンではありません。

 

しかし、

簡単ではありませんが

隙間はあると感じています!

 

経済発展中のベトナムですが、

 

人は生活が豊かになると
「食べもの」に何を求めると思いますか?

 

美味しさ?

 

見た目の美しさ?

 

農作物で言えば美味しい方がいいし、
見た目もきれいな方がいい。

 

でも、そればかり追いかけるとどうなるでしょう???

 

日本で考えてみます。

 

日本は農作物の見た目と美味しさを追求してきました。

 

日本の技術はすごくて、


見た目もきれいで美味しい農作物が年中手に入ります。

 

ですが、
日本は見た目や美味しさを追求するときに
「何か」を置き忘れてしまったように
僕は思います。

 

日本の農業が大きく変わったのは

「戦後」からです。

 

 

農作物をより甘く、食べやすくするための品種改良、

綺麗に同じ大きさになるように品種改良、

種を蒔いてから同じタイミングで収穫できるように品種改良、

早く、大きく育つように化学肥料を使い、

化学肥料を使う事によって偏った環境になり、

虫の発生や病気の発生に対して農薬を使い、

虫は耐候性を持つので毎年新しい農薬が必要になる。

 

それをずっと繰り返してきました。

 

今も続いています。

 

日本の技術は本当にすごいと思います。

 

しかし、戦後からの農業発展では

大切な「何か」を置き忘れたと思います。

 

忘れるように仕向けられたのかもしれません。

 

 

「環境への負荷」や

生物多様性」、

「身体への安全性」、

「その農業が未来でも継続が可能か」
置き忘れたものは他にもあると思います。

 

 

 

冒頭の質問に戻りましょう。

 

「人は生活が豊かになると

食べものに何を求めるのか?」

 

僕は日本を見てきて、

豊かになった日本で今求められているものは

「安全性」だと思いました。

 

美味しさや見た目の美しさも追求したいです。

 

しかし、そこばかりに力を注ぐと

今の日本が抱えている問題に必ず行き着きます。

 

農薬や化学肥料による土壌などへの環境汚染、

健康被害、動植物の激減または絶滅。

 

 

僕はここベトナムで農業に携わることになって、

経済発展に伴って変わっていく生活の中で、
「農業=食=命」に関わるので
日本が経験てきたことを頭に入れて

農業発展に力注ぎたいと思います☆

 

 

追伸

おやつに食べたドラゴンフルーツです♫

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でも、これ甘くないんです…

味がしない汗

 

ベトナムは果物はたくさん売ってるんですけど

味はあんまり美味しくないんですよね(´Д`;)

 

こういう時に日本の農作物の美味しさを

あらためて痛感します!

 

☆☆☆☆☆

 

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