ベトナムの農業は、まさに、「今」変わろうとしている
僕が勤めている農業法人では
日本の品種や栽培方法を取り入れて、
ベトナムでもっと美味しい野菜などを
流通させていくことに取り組んでいます。
ベトナムという国は縦に長く、
上は涼しくて、
下に行くほど暑いです。
ということで
野菜や果物、穀物も
たくさん売られています。
し、か、し!!!
正直に言って、どれもあまり美味しくないのです…汗
原種をそのまま育てていると言いますか…
(原種でも美味しい品種は日本にはあるのですが)
野菜や果物の味が薄かったり、味がしなかったり…
「美味しさの追求」
が全くされてこなかったようです。
収穫したものは近くで消費する
(野菜や果物を売っている小さいお店がたくさんある)
↓
他の産地のもの(輸入も含めて)はあまり口にする機会がない
↓
他を知らない(美味しいもの)ので比べることもない。
↓
技術が向上しない
知らない=比べない=考える機会がない
野菜は「こういうもの」という考えに固定しているので
「もっと美味しいものつくろう!」
「もっと収量の増える栽培方法にチャレンジしよう!」
日本では当たり前の
「向上心?探究心?」のようなものがないんですね。
それは悪いことではありません。
これまではそういう暮らしをしてきたというだけです。
しかし、
今まさにこの暮らしが変わろうとしています。
なぜそう感じるのか?
それは僕が勤める法人のように
日本の技術がベトナムに持ち込まれているからです。
そして、
日本の美味しい野菜や果物などを
「お店で使いたい」、「扱わせて欲しい」、「この品種も作って欲しい」という
声を現在たくさんいただいているからです。
※先日も新規の取引先が畑へ視察に来てくれました。
こういう声がかかるということは
消費者が求めるニーズが変わってきているということ。
ベトナム国内の生活が豊かになってきて
「美味しいもの」、「安全なもの」を食べたいという考えが
広まりつつあるということだと僕は考えています☆
※実はベトナム産の農作物は日本への輸出も増加しています☆
日本に比べたら、まだまだ不便なところが多いベトナムですが、
農業を通じてベトナムを豊かな国にしていきます!!!
この国がどのように変化していくのは本当に楽しみです♫
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